聖路加第一画廊は、病院本館・1階レストラン前にございます。
癒しの空間として、芸術作品の展示を週替わりで開催し、多くの方々に親しんでいただいております。
どうぞお立ち寄りくださいませ。
2024年10月14日(月)〜 2024年10月19日(土)
岡田 美佳
岡田 美佳刺繍画展 「はじめまして」
岡田美佳(1969年東京生まれ)は人との対話は苦手ですが、
類まれな芸術的才能をいかして、糸色に限らず布、ビーズ、
絵の具などを使う新しい技法を30数年にわたり次々と生み出してきました。
そして、所謂「刺繍」のイメージを超えた独自の世界観を表現する作品を制作しています。
それは、一つのアートとして、刺繍の魅力とその可能性を広げていくことになるでしょう。
————- 作家活動 ————-
幼少期より絵画、染色、織物、
人形作りなどの創作を通して、刺繍と出会いました。
ある日、絵入りの本を1冊すべて刺繍で再現したことから、
日々刺繍に没頭して過ごすことに。
1992年より展覧会開催。練馬区美術館に始まり、ほぼ全国で開催されています。
東京では、銀座ミキモトギャラリーや伊東屋ギャラリー、
後には東急百貨店渋谷、吉祥寺店、岡山天満屋など百貨店、
海外はスウェーデン・マルメ大学総合病院、近年は東京交通会館で毎年個展開催
2011・12年千代田区ポコラート展で連続オーディエンス賞を受賞。
2021年東京都渋谷公園通りギャラリー企画展
「フィールド⇔ワーク展 日々のアトリエに生きている」選出作家5人の1人に選出。
刺繍糸や布の寄付にはじまり、展覧会開催、画集製作、
そして新聞や雑誌に作家掲載など、作家活動を支えてきたのは、
作品に感銘を受けた多くのボランティアの方たちでした。
特に「暮らしの手帖」社は1997年に岡田美佳とその作品を記事で紹介し、
作家が世に出る機会となりました。その26年後の2023年には岡田美佳の特集記事を掲載。
さらに多くの方に作家とのその作品を知っていただくことになりました。